鹿児島県産の養殖カンパチ価格が急騰している。8月に入ってキロ1200円を超す取引が続いており、原価割れに陥っていた半年前のほぼ2倍の高値水準だ。2011年秋から今春まで続いた記録的安値を受けて生産量が大きく減少した上、業者の資金繰りの悪化で計画的なエサやりができなかったことなどで魚の成長が遅れ、需給が一気にひっ迫したとみられる。
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