伊佐市菱刈の荒田下集落で19日、伝統行事の「田の神講」があった。40戸のうち実に39戸が米作りを営む同集落。女性をかたどった石づくりの田の神さあを家々が1年交代で預かり、持ち回る習わしが続く。この日、1年間を過ごした座元から太鼓、三味線の道楽に合わせて集落を練り歩き、集落民の宴を経て新居へ“嫁入り”を果たした。
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