鹿児島湾(錦江湾)に仕掛けたタコ壺(つぼ)に、大量の砂が詰まり、獲物のタコが死ぬ被害が相次いでいる。死んだタコは売り物にならないため、鹿児島市漁業協同組合では昨年1年間の被害額が約1千万円に上った。何らかの生き物の動きで壺に砂が入った可能性が高く、ウミガメやイルカの“犯人説”も浮上している。ただ、特定は難しく、漁師らは手をこまねいているのが現状だ。
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