安心をありがとう-。鹿児島県警の県下逮捕術大会の試合中に負傷し16日亡くなった奄美署の大久保幸祐巡査(20)が勤務していた奄美市名瀬の屋仁川交番に、突然の死を悼む花束や手紙が相次いで届けられている。少年課の刑事になるのが夢で、街の少年たちにも積極的に声を掛けていた大久保巡査。「この人になら何でも相談できると思っていたのに」。交流のあった少年たちは兄のような存在だった若き警察官の死を悲しむ。
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