「口蹄疫の侵入許すな」 鹿児島県が緊急防疫対策会議
中国・大連市で豚の口蹄(こうてい)疫が発生し、農林水産省が牛の飼料用稲わらの輸入を一時停止した問題で、鹿児島県は29日、県庁で緊急防疫対策会議を開いた。出席した畜産関係者ら約50人に、国の発表に基づき発生状況や経緯を説明。侵入阻止へ対策徹底を呼びかけた。
View Article本土初、枕崎で熱帯原産のキイロハダカアリ 高校2年生が発見
国内では小笠原諸島と南西諸島、屋久島だけで生息が確認されている熱帯原産のキイロハダカアリを、鹿児島市の池田学園池田高校2年の山下寛人君(17)が7月末、枕崎港(枕崎市)での調査で発見した。指導した教諭らによると、日本本土で見つかるのは初めて。研究者を志す山下君は「人の目の届きにくい木の根元などを探した。女王アリと働きアリの両方が採取できた」と喜んでいる。
View Article知覧特攻平和会館へ万羽鶴パネル 大浦中
来年3月末で閉校する南さつま市の大浦中学校生徒らが、南九州市の知覧特攻平和会館へ約1万羽の折り鶴で作った「万羽鶴パネル」を贈った。文化祭を機に制作、平和を祈念し「PEACE」の文字を表現した。ロビーに飾られ、生徒らは「校名を残せて良かった」と喜んでいる。
View Article昔ながらの黒糖づくり本格化 西之表市の沖ケ浜田
種子島で昔ながらの黒糖づくりが本格化している。まきをたき、サトウキビの絞り汁を煮詰める製法。砂糖小屋いっぱいに白い湯気と煙、甘い香りが立ち込めている。
View Article師走前に年末年始特別警戒出発式 鹿児島中央署
鹿児島中央署の年末年始特別警戒が30日、始まった。青パト隊など防犯ボランティアと連携し、管内のパトロールを強化。多発の恐れがある事件事故を未然に防ぐ。来年1月10日まで。
View Articleアマミノクロウサギ生息確認域広がる 奄美で環境省分科会
環境省は30日、野生生物保護対策検討会の奄美希少野生生物保護増殖分科会(座長・石井信夫東京女子大教授)を奄美市で開いた。委員6人と奄美群島内外の研究者ら約20人が出席。アマミノクロウサギの生息確認エリアが推定分布域よりも広く、繁殖状況は全体的に回復傾向にあることが報告された。
View Article漂着死のクジラを海洋投入 南さつま市
南さつま市は30日、同市坊津町久志の平崎海岸で28日に漂着死しているのが見つかったマッコウクジラ(体長8.9メートル)を海洋投入するため、平崎港の南西約12キロの沖合へ移動させた。水産庁の鯨類座礁対処マニュアルなどに基づく処理。
View Articleゆきりん、投票呼び掛け 鹿児島県選管が啓発ポスター
16日投開票される衆院選の投票率向上を目指し、鹿児島県選挙管理委員会は、啓発用ポスター6000枚を作った。鹿児島市出身でアイドルグループAKB48の柏木由紀さんを起用、若年層への呼び掛けを重視した。
View Article有効求人倍率、4カ月連続0.67倍 鹿児島県内10月
鹿児島労働局が30日発表した県内の10月雇用情勢によると、有効求人倍率は4カ月連続で0.67倍だった。「新幹線効果が一巡し、観光関連の減速感が強まるなど雇用情勢は厳しい」としている。
View Article14年9月、稼働へ 新日本科学が指宿で地熱発電事業化
新日本科学(本社・東京、本店・鹿児島市)は30日、指宿市に所有するメディポリス指宿で試験的に実施していた地熱発電について、事業を開始すると発表した。稼働は2014年9月を予定。年間発電量約900万キロワット時(一般家庭約2500世帯相当)を目指し、全量九州電力に売電する方針。
View Article洗える畳の小田畳など紹介 特許庁が知財活用集刊行
特許庁は、独自のデザインやブランドを知的財産権として活用し、成長した中小企業を紹介した冊子「がんばろう日本! 知的財産権活用企業事例集2012」を刊行した。洗える畳を開発した鹿児島市の小田畳商会(小田正弘社長)など全国の50社が紹介されている。
View Article大噴火体験者に学べ 桜島・黒神中で防災教室
鹿児島市黒神町の黒神中学校で30日、同日に同町塩屋ケ元地区と有村町であった桜島大爆発避難訓練に併せた防災教室が開かれた。生徒6人が1946年の昭和噴火を体験した地元住民の貴重な話を聞き、避難のあり方を考えた。
View Article全日空60周年記念し、鹿児島空港でイベント
創立60周年を迎えた全日空は1日、霧島市の鹿児島空港で出発機を見送る記念イベントを開いた。社員やグループ企業の職員計80人が、駐機場でメッセージ付きの横断幕を広げ、日ごろの感謝を込めて手を振った。
View Article光やわらか竹ホタル さつま町の宮之城温泉街
「みやんじょ温泉竹ホタル(竹灯籠まつり)」が1日、さつま町湯田の宮之城温泉街で始まった。湯田八幡神社から温泉街までの約800メートルを、7000本の竹ホタルが彩った。2日まで。
View Article赤崎氏に南九州市第1号の市民栄誉賞
南九州市は1日、世界で初めて高輝度青色発光ダイオード(LED)を開発、文化勲章を受章した赤崎勇氏(83)=旧知覧町出身=に市民栄誉賞を贈った。同賞は赤崎氏が第1号。同日、川辺文化会館であった市制施行5周年記念式典で表彰した。
View Article観光レトロ電車「かごでん」出発
1912(大正元)年12月に開業した鹿児島市の路面電車が1日、100周年を迎えた。市交通局は同日に記念の観光レトロ電車「かごでん」の運行を開始。同市高麗町の同局であった出発式は電車ファンらが詰め掛けて一緒に祝福した。
View Article渡辺信一郎氏が1区出馬へ 日本未来の党公認
11月の鹿児島市長選に立候補し、落選した元会社顧問の渡辺信一郎氏(55)=同市出身=は1日、4日公示の衆院選鹿児島1区に「日本未来の党」公認で立候補する意向を明らかにした。2日、正式に表明する。
View Article宮崎で初のJACフェス
日本エアコミューター(JAC、霧島市)は1日、宮崎市の宮崎空港で「JACフェスティバル」を開催した。宮崎で同フェスが開かれるのは初めて。メーン会場となった航空大学校格納庫では、航空機の展示やキャビンアテンダント(CA)の職業疑似体験など多彩な催しがあり、多くの親子連れや航空ファンらでにぎわった。
View Article新聞活用について意見交換 鹿児島大で公開講座
鹿児島市の鹿児島大学教育学部で1日、「新聞を活(い)かす教育」をテーマに公開講座があり、教員や学生ら約50人が参加した。大学教授や新聞記者ら6人が、学校現場での新聞活用例や課題について意見を交わした。同学部と南日本新聞社の主催。
View Article出水のツル1万704羽 第2回羽数調査で545羽増
出水市の出水平野で1日早朝、ツルの羽数調査があった。荒崎、東干拓の両休遊地で計1万704羽を確認した。11月10日の前回調査から545羽増えた。
View Article