動物公園と水族館に「ヘビの企画展示」 鹿児島市
今年のえと・ヘビが鹿児島市の平川動物公園とかごしま水族館で主役を張っている。体をくねらせる独特の動きに、来場者らは「苦手だけど、縁起物だから」と興味深げに見入っている。
View Article小中学生が巫女舞 伊佐の八坂神社で七草祭
伊佐市大口上町の八坂神社で6日、七草祭があった。正装した参拝客を前に、同神社の巫女(みこ)を務める小中学生4人が厳かであでやかな「扇舞」と「鈴舞」を披露。健やかな成長を願う「七草」に彩りを添えた。
View Article西本願寺鹿児島別院にチタン瓦 重さは従来の14分の1
鹿児島市東千石町の西本願寺鹿児島別院で、屋根に腐食に強い金属であるチタンを加工した「瓦」をふく作業が進められている。通常の瓦に比べ軽量で耐震性が向上するうえ、耐久性が高いため将来の補修費も抑えられる。工事関係者によると、大規模な建造物に「チタン瓦」を採用する例は県内で初めてという。
View Articleシラスウナギの漁獲量、12月は前年の半分 鹿児島県内
鹿児島県が8日までにまとめたシラスウナギ(ウナギの稚魚)の漁獲実績によると、2012年12月の漁獲量は12.2キロにとどまり、前年同期(23.8キロ)から半減した。過去5年の12月平均(230キロ)の1割にも届いていないが、漁獲量は12月後半から増えており、関係者は年明け後の漁に期待を寄せている。
View Article昆虫そっくり竹細工 蒲生で作品展
姶良市平松で竹細工工房「竹木館」を主宰する川畑兼次さん(69)が、同市蒲生の岡家具店ギャラリーで作品展を開催中だ。生き物を探して山野を巡った少年時代の記憶をたどり、細部まで精巧に再現した昆虫や小動物の造形約60点を展示している。28日まで。
View Article若者、離職者を緊急雇用へ 鹿児島県が初企画
鹿児島県は8日、相次ぐ県内誘致企業の撤退・縮小や若年者の厳しい雇用環境を配慮して、離職者や若年者など計120人を緊急雇用する支援事業の概要を発表した。県雇用労政課は「研修後に一定期間企業で働くことで、技能を身につけ常用雇用につなげたい」としている。雇用は2、3月。募集は1月末まで。
View Article昨年の交通死 高齢者、初の7割超え 鹿児島県内
鹿児島県内で昨年、交通事故で亡くなった高齢者は61人となり、死者全体に占める割合が、65歳以上を高齢者として統計を取り始めた1988年以降、初めて7割を超えたことが分かった。歩行中に被害に遭うケースに加えて、高齢者単独事故は前年の8倍、高齢者同士の「老老事故」は4倍となるなど運転中の事故も急増しており、自治体や県警は今後一層の高齢者対策が迫られそうだ。
View Article大隅国1300年記念音楽劇の出演者募集 霧島市のNPO
大隅国建国1300年を記念した市民参加型ミュージカル「大隅浪漫~1300年の時空を超えて~」の公演を予定しているNPO法人きりしま創造舞台が、役者を募集している。小学3年生以上で性別、ミュージカル経験などは不問。「市内外から多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。
View Article「住民と協力しジオパーク目指そう」鹿児島市役所で講演会
日本ジオパーク認定を目指す鹿児島市は8日、認定を審査する日本ジオパーク委員会の中川和之委員(56)を招き、市役所で講演会を開いた。中川委員は「行政は住民と協力して、ジオパーク認定を目指すべきだ」とアドバイス。市職員や同じく認定を目指す三島村職員ら100人が心構えを学んだ。
View Article大隅横川駅に「150歳超」ソテツ 横川中同窓生が2本寄贈
1903(明治36)年開業の県内最古の木造駅舎・JR大隅横川駅(霧島市)に、樹齢150年以上というソテツ2本が植えられている。59年に横川中学校を卒業した同窓会メンバー110人による寄贈で、今年開業110周年を迎える駅舎に花を添えている。
View Article大暴れ福来たる 曽於の熊野神社で「鬼追い」
曽於市末吉町深川の熊野神社で7日夜、「鬼追い」(県指定無形民俗文化財)があった。縁起物の「御幣(ごへい)」をまとって沿道を暴れ回る鬼と、福を願って御幣をもぎ取る群衆が暗闇で激しくもみ合い、どよめき、悲鳴がとどろいた。
View Article加治木工業高生3人が難関資格取得
姶良市の加治木工業高校工業化学科3年の男女3人が、難関の国家試験「高圧ガス製造責任者乙種化学」に合格した。高圧ガスを扱う事業所で、安全確保を担う責任者のための資格。新年度から県外の高圧ガス関連企業へ就職する3人は、「社会に出たとき自信になる」とうれしそうだ。
View Article屋久島で「祝い申そう」 集落巡り、一年の無事祈願
屋久島の正月の伝統行事「祝い申そう」が7日、島内の各集落で行われた。青年団や小中学生が集落内の民家一軒一軒を回り、大きな声で合唱。今年一年の無事安泰を祈った。
View Articleうつくしま復興大使が来鹿 福島再生誓う
東日本大震災と福島第1原発事故への支援に対する感謝を伝える「うつくしま復興大使」の清水薫さん(34)=福島県須賀川市=と菊地彩香さん(14)=同棚倉町=が9日、南日本新聞社を訪れ、福島再生への思いを語った。
View Article九州で初観察 枕崎市に珍鳥ワキアカツグミ飛来
日本ではめったに見られない珍鳥のワキアカツグミ1羽が、枕崎市に飛来した。「日本鳥類目録」(日本鳥学会、2012年)によると、九州での観察記録は初めて。貴重な姿をひと目見ようと、九州をはじめ全国から連日愛鳥家らが詰めかけている。
View Article桜島大噴火に備え図上訓練で連携確認 鹿県など20機関
桜島の大噴火に備える初の図上訓練が9日、県庁であった。自治体や、鹿児島地方気象台、県警、自衛隊など20機関の約60人が参加し、連携を確認した。鹿児島市と県が11日に桜島や同市のJR鹿児島駅隣接地などで実施する火山爆発総合防災訓練の一環。
View Article施設長はソプラノ歌手 12日の舞台へ、障害者にハンドベル指導
鹿児島市に、ソプラノ歌手として音楽活動を続ける女性が、施設長を務める障害者支援施設がある。同市西佐多町の「こひつじ園」で、14人いる利用者の知的障害者らは、指導を受けながらハンドベルや歌の練習に励む毎日だ。12日には鹿児島市民文化ホールで開かれる知的障害者の新成人を祝う会での演奏に出演する予定で、発表の機会も増えている。
View Article12日、14日に桜島大正噴火100年イベント 鹿児島市
1914年1月12日の桜島・大正噴火から来年で100年を迎えることを機に、桜島関係のイベント二つが鹿児島市で開かれる。12日は高校生火山研究大賞の公開審査会、14日にはNHK鹿児島放送局とMBC(南日本放送)の防災シンポジウムがある。いずれも入場無料。
View Article垂水のカンパチ料理 東京に売り込め
垂水市特産の養殖カンパチ「海の桜勘」を提供している同市漁協の桜勘食堂が、東京の松坂屋上野店で30日に始まる大九州物産展に初出品する。出品料理の試食会が8日、同市海潟の同食堂であり、関係者約20人がカンパチ料理を堪能した。
View Article徳之島固有の花 民家に咲く
徳之島南西部の民家で、絶滅危惧種オオアマミテンナンショウが開花している。世界中で徳之島だけに自生する固有種。近隣住民らは「こんな身近なところに貴重な植物があるとは」と驚いている。
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