いちき串木野市で９年ぶりマグロ新船公開
いちき串木野市の神崎水産（上竹秀人社長）は３日、新造した遠洋マグロはえ縄漁船・第７８幸榮（こうえい）丸（４３６トン）を同市の串木野漁港外港で一般公開した。同市のマグロ漁船としては９年ぶりの新船で、ハイブリッド方式の冷凍システムなど新技術を搭載。同社は「厳しい環境の中、地元マグロ漁の新モデルになれば」としている。一般公開には約３００人が訪れ、餅まきをして完成を祝った。
View Article台風１７号、４日夜上陸の恐れ 鹿児島県本土
台風１７号は３日、奄美地方と種子・屋久地方を風速１５メートル以上の強風域に巻き込みながら北上した。鹿児島地方気象台によると、台風が予報円の中心を進んだ場合、４日夜のはじめに鹿児島県本土に最接近、上陸する恐れがある。上陸すると、２００７年７月の台風４号以来。県内ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、同気象台は土砂災害や河川の増水などに警戒を呼び掛けている。
View Article竜巻の発生、９月が最多 ９１年以降、鹿児島県は全国５番目
２日、埼玉県や千葉県を襲った竜巻はあらためて自然の脅威を見せつけた。竜巻の発生は９月が年間で最も多く、今後も注意が必要だ。１９９１年以降、全国で５番目に発生数の多い鹿児島県内では３日、前線と台風１７号の影響もあり竜巻注意情報が発表された。鹿児島地方気象台は「真っ黒な雲を見かけたら、頑丈な建物に避難してほしい」と呼びかけている。
View Article西之表市の生姜山農園、過疎地域活性化で総務大臣賞
総務省と全国過疎地域自立促進連盟は３日、過疎地域の自立・活性化に取り組んだ２０１３年度の優良事例の表彰を決め、総務に４団体、同連盟会長賞に一般社団法人なかわり生姜（しょうが）山農園（西之表市）など６団体を選んだ。
View Article台風１７号 ６年ぶり県本土上陸
台風１７号は４日午前３時ごろ、指宿市付近に上陸した。県本土に台風が上陸したのは、２００７年７月１４日に鹿屋市付近に上陸した台風４号以来６年ぶり。鹿児島地方気象台によると、台風１７号は同日午前９時に四国付近で温帯低気圧に変わった。同気象台はこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとし、土砂災害に警戒を呼び掛けている。
View Article双子ポリス２組、奮闘中 姶良市・県警察学校の中島、岩田兄弟
鹿児島県警察学校（姶良市平松）で、鹿児島市出身の双子兄弟２組が、訓練に励んでいる。いずれも学生時代に接した警察官の姿に憧れて４月に入校した。兄弟同士、ライバル心を燃やしながら、一人前の警察官を目指し奮闘している。
View Articleセーフコミュニティ推進協、６分野の目標設定 鹿児島市
鹿児島市は３日、セーフコミュニティ推進協議会の第４回会合を教育総合センターで開いた。安全なまちづくりに向けた取り組み対象７分野のうち、６分野で具体的目標を決定。５分野でモデル地区などを選定した。
View Article「天文館歩いて芸術楽しんで」 鹿児島市の4会場で演劇や演奏会
鹿児島市を拠点に活動する劇団ＬＯＫＥ（福薗宏美代表）が７、８日、同市の天文館でまち歩きをしながら、演劇風の朗読公演（リーディング）や音楽を楽しむ「Ｔｅｎｍａｃｈｉどら！２０１３」を初めて開く。
View Article小１・290人に絵本贈る 志布志で「セカンドブック運動」始動
「子育て日本一のまち」を目指す志布志市が、鹿児島県内初となるセカンドブック運動を始めた。ブックスタート運動を効果的に継続させるため、市内の小学１年生２９０人全員に絵本を配る。森山小学校で３日、最初の贈呈式があり、関係者は「生涯にわたる読書習慣を身につけて」と呼びかけた。
View Article中学生加わり響く歌声 野球部員も助っ人に 日置市のコール日吉
日置市日吉のコーラスグループ「コール日吉」に、地元の日吉中学校の生徒がメンバーとして加入、活動を支え続けている。本年度も運動部の男子生徒を含む１７人が、一般女性らとともに歌声を響かせてきた。
View Article華麗なきらめき、酒器など１１０点 福岡で薩摩切子展
福岡市のデパート岩田屋で４日、「島津薩摩切子展」が始まった。伝統のカットを現代に生かした作品が並び、訪れる人の目を楽しませている。１０日まで。
View Article豪雨なのに…湯之尾滝干上がる 伊佐市
伊佐市菱刈の川内川に流れる湯之尾滝が台風一過の４日午後、流量ゼロとなり、完全に干上がった。この１週間で約４５０ミリもの大雨に見舞われながらも、岩肌むき出しで横たわる“水無し滝”の姿に、道行く人は「あの雨はいったい、どこに行ったの？」
View Article出水の駅弁製造・松栄軒が新工場、１日１万食可能に
駅弁製造・販売の松栄軒（松山幸右社長）は４日、出水市に建設した新工場の記念式典を開いた。これまでの約２倍に当たる１日１万食が製造できるという。
View Article南日本カップアマゴルフ 高年・鈴木（湧水町）、若年・平岡（姶良市）がＶ
ゴルフの第３１回南日本カップアマチュア大会（かごしま空港３６カントリークラブ、南日本新聞社主催、霧島市、ミズノ後援、日本航空協賛）は４日、霧島市のかごしま空港３６ＣＣであった。横川コース（高年）は鈴木孝一（湧水町）がネット７０．６で、空港コース（若年）は平岡義臣（姶良市）が同７１．８でそれぞれ優勝した。ベストグロスは横川が馬場香二（鹿児島市）の７４、空港は溝口忠志（霧島市）の７６。
View Article桜島爆発で火山れき飛散 車のガラス破損 古里、有村地区
桜島・昭和火口は４日午前１１時ごろ爆発し、最大で長さ約４センチの火山れき（小さな噴石）が、火口から約３キロ離れた島南部の鹿児島市古里、有村両地区まで飛び、駐車中や走行中の車を直撃、少なくとも１７台のガラスが割れるなどした。鹿児島地方気象台は「風が強かったため、れきが流された」とみている。県によると、れきによる被害は２０００年１０月の南岳山頂火口の爆発以来１３年ぶり。
View Article台風17号、予報より15時間早く県本土上陸 気圧の谷が通り道に
６年ぶりに鹿児島県本土に上陸した台風１７号は、屋久島の西海上で速度を上げ、当初予報より約１５時間早い、４日午前３時に指宿市付近に達した。鹿児島地方気象台によると、行く手を阻んでいた大陸のチベット高気圧と太平洋高気圧間の「気圧の谷」が台風の通り道となったうえ、同高気圧周辺の風も強まり、台風を加速させたとみられる。
View Article降灰の巻き上げ防げ 小型ロードスイーパー改良中 鹿児島市
桜島の降灰除去に使われる小型ロードスイーパー（歩道清掃車）の改良が進んでいる。鹿児島市や垂水市などが保有する小型ロードスイーパーは、もともと工場清掃用で、灰を吸い上げる際に周囲に巻き上げることが多い。両市や県は国と連携し、ブラシを改良するなど実証実験を重ね、「通行人に迷惑にならない清掃車」を目指している。
View Article「イプシロンがんばれ」 内之浦宇宙空間観測所に応援メッセージ続々
イプシロンがんばれ－。宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）が開発した新型固体燃料ロケット「イプシロン」初号機打ち上げ延期から１週間が過ぎ、肝付町の内之浦宇宙空間観測所には、打ち上げ成功を祈るメールやはがきが続々と寄せられている。
View Article「知覧特攻平和会館北九州展」 見込みの5倍、1万7000人来場
北九州市で８月開催された「知覧特攻平和会館北九州展」入場者が、当初見込みの３０００人を大きく上回る１万７０００人だったことが、４日分かった。同日の南九州市議会一般質問で当局が明かした。
View Article児童に１対１で登校付き添い 住民２１人が「見守り隊」 霧島・小浜小
霧島市隼人の小浜小学校で、児童２６人を地元住民２１人が見守るボランティア団体が発足した。地域の高齢者たちがほぼマンツーマンで登校に付き添う。新学期が始まり、そろいのベストと帽子をつけたメンバーが、大切に児童を送り届けた。
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