伊藤祐一郎鹿児島県知事は12日、中国東方航空の鹿児島-上海線の利用促進を目指した県職員の上海派遣研修事業で、一般行政職500人、教職員500人の計1000人としていた派遣枠を見直し、うち300人は民間から選ぶ方針を示した。同日の県議会本会議で自民、県民連合の代表質問に答えた。県は当初、パスポートを持たない職員の申請費(1万1千円)を県費で負担する計画だったが、取得者に限定する方針に変更。今回派遣枠も見直したことで、今後の県議会での論議も注目される。
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