鹿児島県警が摘発した暴力団組員による事件をめぐり、複数の警察官が被害者の供述調書を改ざんしていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。数カ月間に及ぶ十数回の事情聴取で供述内容が変遷したにもかかわらず、1回目に聴取した日付の調書に、供述の変遷が分からない形でまとめたとみられる。県警は虚偽有印公文書作成容疑などでの立件も視野に内部調査を進めている。
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